サーバー証明書の自動更新サービス
~RAカスタムプラグインAutomationをリリース~
2025年4月、CA/BフォーラムにてTLS証明書の有効期間と、認証局(CA)による認証データの再利用期間を短縮する方針が決定されました。2026年3月から2029年3月にかけて段階的にサーバー証明書の有効期間が短縮され、最終的に有効期間は最大397日から47日になります。
CA/Bフォーラムの決定を受け、従来は年1回程度で済んでいたサーバー証明書の更新作業が毎月必要となる可能性があり、サーバー証明書の更新を自動化するニーズが高まっています。
そこで、SCCではサーバー証明書の更新に係る一連の処理を自動化するサービス「RAカスタムプラグインAutomation」を新たに提供します。
従来の自動化サービスには、専用クライアントソフトをサーバーごとにインストールする必要があったり、クライアントソフトが対応していないサーバーでは自動化が困難だったりしましたが、RAカスタムプラグインAutomation では解決可能です。
RAカスタムプラグインAutomationサービス
サービスの特徴
- 専用ソフトのインストール不要で、証明書の更新を自動化!
- ソフトウェアのアップデートにより、対応可能な製品範囲を柔軟に拡張!
- お客様のご要望に応じて機能をカスタマイズ可能!
RAカスタムプラグイン Automationを導入いただくことで、サーバー証明書有効期間短縮に伴う自動化ニーズに対応できるだけでなく、サーバー証明書の集中管理を実現して更なる業務効率化が可能です。
また、将来的なセキュリティリスクへの対応として耐量子暗号(PQC)を見据えた暗号技術への切替にも対応可能な環境を構築できます。

提供機能
| 管理メニュー | ダッシュボード、電子証明書管理、ログ、ライセンス管理 |
|---|---|
| 自動化メニュー | 自動化システム管理、配置先サーバー管理、配置先インスタンス管理 |
| 認証局メニュー | 認証局管理、証明書プロファイル管理、サーバー証明書管理 |
| ワークフローメニュー | メーリングリスト、メールテンプレート、ワークフロー、スケジュール管理 |
2025年12月時点の提供機能です。
お客様の業務フローに合わせた承認機能、DNSサーバーとの連携機能など提供機能は順次拡張中です。最新の提供機能はお問い合わせください。
ライセンス形態
-
年間プラン
年間契約で、お使いいただくライセンス数に応じた年額使⽤料をお⽀払いいただくプランです。
お使いいただくライセンス数に合わせたプランを複数用意しており、お客様に最適なプランをご提案いたします。ご契約期間中に必要なライセンス数が増えた場合も、追加でのご契約が可能です。
導入までの流れ
- ヒアリング・お見積り
- お客様が現在ご利用されているサーバー証明書の数、サーバー証明書を配置する機器についてお伺いし、それをもとにお見積をご提示します。
- ライセンスの手配、管理サイト構築
- 本サービスをご利用いただくためのライセンスを手配し、
お客様に操作いただく管理サイトを弊社ホスティング環境に構築します。
- 自動化システム導入・サポート
- サーバー証明書を配信する自動化システムの導入・構築をおこないます。
また必要に応じて構築後のサポートを提供します。
自動化サポート環境
| SSL/TLS サーバー証明書 サービス | DigiCert |
|---|---|
| 自動化サポート環境 | アプライアンス製品:BIG-IP、Microsoft Azure、他 ミドルウェア製品:Apache HTTP Server、nginx、Apache Tomcat9、Microsoft SQL Server、Microsoft Internet Information Services(IIS)、Microsoft Host Integration Server(HIS)、HAProxy、他 |
2025年12月時点でサポートするSSL/TLS サーバー証明書サービスは、DigiCertのみです。
SSL/TLS サーバー証明書サービス、自動化サポート環境は Amazon Web Services(AWS) や Akamaiなど順次拡張中です。
最新のサポート状況はお問い合わせください。
お見積り・お問い合わせ

- お見積りはお気軽にお問合せください。
お客様のご要望に応じた最適なプランをご提案いたします。
RAカスタムプラグインサービス
DigiCert PKI サービス機能に特化した
RA構築サービス
-
自由度が高い
お客様自身による組み込みや、カスタマイズによる機能拡張が可能
-
導入が早い
ゼロからの構築に比べて短期間&コストダウン!!
初期投資も抑えられる -
自社環境に
構築できる同一ネットワーク内にある既存システムとの連携が容易!!
- 複数の証明書プロファイルに対応!サービスやデバイスごとに証明書を使い分けられます。
- DigiCert PKI
Platformに送信する申請情報の編集や入力パラメータ―の比較、データベースアクセスといった操作を、テキスト入力でかんたんに実現できます。 - お客様独自のプログラムを組み込んで機能拡張することができます。
- DigiCert PKI Platform 8、DigiCert ONEに対応!

ライセンス形態
-
買い切りプラン
ご契約時に一括でライセンス料金をお支払いいただくプランです。
同一バージョンを長くお使いいただくのであれば、その後の追加投資は必要ありません。 -
年間プラン
おすすめ
年間契約で、お使いいただくライセンス数に応じた年額使用料をお支払いいただくプランです。
このプランでは常に最新のバージョンをお使いいただけるため、バージョンアップに伴う追加費用は必要ありません。
お客様専用のカスタマイズ機能開発も承っております
経験豊富なセキュリティエンジニアが、お客様のご要望に合った機能開発をおこないます。(要お見積り)
DigiCert PKI Platformのバージョンアップに標準対応 !!
また、現場が求めている機能や、変化の激しいセキュリティの脅威に対して、随時開発・アップデートしていきます。
導入までの流れ
- ヒアリング・お見積り
- お客様のご要望をお伺いし、それをもとにお見積りをご提示します。
- カスタマイズ
- お客様独自のご要望を実現するための機能開発をおこないます。
- 導入・サポート
- 製品の導入・構築をおこないます。また必要に応じて構築後のサポートを提供します。
動作サポート環境
| OS | Red Hat Enterprise Linux 7/8/9 |
|---|---|
| アプリケーションサーバー | Apache Tomcat 9 |
| DB | Oracle、MySQL/MariaDB、SQLServer、PostgreSQL、Apache Derby、LDAP |
お見積り・お問い合わせ

- お見積りはお気軽にお問合せください。
お客様のご要望に応じた最適なプランをご提案いたします。
デジサート・ジャパン合同会社
※ DigiCertおよびDigiCertのロゴはDigiCert,
Incの商標または登録商標です。
※記載されている会社名、製品名はそれぞれ各社の登録商標または商標です。また各製品名には必ずしも商標表示(®、™)を付記していません。


