3月に入りEmotetの被害が更に拡大しています。
IPAでも、Emotetに関する相談件数が増加していることを公表しました。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は3月9日、Emotetに関する相談件数が2022年3月1日~8日で323件寄せられていると公表しており、これは先月同時期のおよそ7倍とのことです。
また、3月に入り自然な日本語によるEmotetの攻撃メールが報告されています。

⇒ IPAの「感染被害の大幅拡大/日本語で書かれた新たな攻撃メール」
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html#L19

JPCERTコーディネーションセンター(JPSERT/CC)は3月3日、Emotetに感染しメール送信に悪用される可能性のある.jpメールアドレス数が2020年の感染ピーク時の約5倍以上に急増していると公表しました。JPCERTで確認している攻撃メールのサンプルも紹介されていますので、詳細は以下をご参照ください。

⇒ JPCERT/CCの「マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意換気」追記
https://www.jpcert.or.jp/at/2022/at220006.html