フィッシング対策協議会は2023年5月9日、4月のフィッシング報告状況を公開しました。

⇒ フィッシング対策協議会「2023/04 フィッシング報告状況」
https://www.antiphishing.jp/report/monthly/202304.html

報告件数は、2023年1月から増加傾向にあり、4月には92,932件と1月の約2.4倍にまで増加しています。
フィッシングに悪用されたブランドでは、クレジット・信販系が最も多く、次いで、金融系、通信事業者・メールサービス系の順となっております。
フィッシングサイトを経由して漏えいしてしまった携帯電話番号や個人情報は、悪用されてさまざまなサービスのログインや、キャリア決済やキャッシュレス決済サービスで不正利用されます。
普段から、メール内のURLではなくブックマークなどからサイトを開くように意識し、ログイン情報や口座情報などの入力を求められた場合には一度立ち止まり、その手続きに怪しい点がないかを確認するようにしましょう。

また、フィッシングメールに注意するためには、受信者自らがメール文中の怪しさを判別できるようになることも重要です。
標的型攻撃メール訓練にて、判断力を身に付けることも有効な手段となりますので、ぜひご検討ください。

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