フィッシング対策協議会は2023年6月1日、フィッシングレポート2023を公開しました。
⇒ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート 2023」
https://www.antiphishing.jp/report/phishing_report_2023.pdf
報告件数は、2022年1月から12月までの1年間で968,832件となり、2021年の約1.8倍に増加しました。
また、フィッシングキットやPhaaS (Phishing as a Service)のような、簡単にフィッシング攻撃を行えるツール・サービスも確認されており、今後さらにフィッシングメールが増加することが予想されるとのことです。
システム的なセキュリティ対策も取られていますが、URLフィルターなどをすり抜ける手法も確認されており、フィッシングメールに注意するためには、受信者自らがメール文中の怪しさを判別できるようになることも重要です。
標的型攻撃メール訓練にて、判断力を身に付けることも有効な手段となりますので、ぜひご検討ください。