導入事例
「参加者の“置いてけぼり感”を感じることなく、丁寧なフォローが行き届いていました。」
会社概要
- 業種 IT・通信業界
- 従業員 約 900名
- 事業内容 コンサルティング、システム開発、運用保守を一貫した多岐にわたるソリューションを提供
研修概要
| 実施期間 | 計13日 (2025/6/10 ~ 6/24 , 9/16 , 10/24) |
|---|---|
| 研修の対象者 | 新入社員 25名 |
| プログラム名 | 「体験型システム開発研修」システム開発プロセス基礎プログラム |
| 目的 | 開発プロセスの概要と単体試験の役割を理解する |
| 研修範囲 | 開発プロセス全容、設計工程、製造工程、試験工程 |
課題と効果
課題
- ・従来の研修は座学中心の内容であったため、学んだ知識が実務に活かせていないと感じていた。
- ・社内の実務経験者による研修を予定していたが、講師となる人材のスケジュール確保が難航していた。
効果
- ・「実践的な演習」「発表の機会」を多く設けたことで、受講者は業務に即した形でスキルを習得でき、学びを実務に活かす具体的なイメージを持つことができた。
- ・社内リソースに依存せず、実践的な研修を実施できた。
スケジュールと研修内容
| No | 研修名 | 研修内容 | 期間 |
|---|---|---|---|
| 1 | ウォーミングアップ |
・受講者が本研修の目標設定を行い、研修への参加意識を高める。 ・ゲームを通じた、受講者同士のチームワークの醸成。 |
0.5日 |
| 2 | 開発プロセス説明 |
・ウォーターフォールモデルを例に、開発プロセス各工程の流れを学ぶ。 ・カレー作りを開発に置き換えながら、日常的な言葉を用いてシステム開発プロセスを学ぶ。 |
0.5日 |
| 3 | <演習>設計工程 |
・基本設計、詳細設計の概要を学び、設計工程の規模感と各作業の概要を掴む ・模擬プロジェクト専用のRFPと要件定義書を用いて、業務・情報の流れを理解し、実際に画面設計書の作成に取り組む。 ・講師(SCC)が模擬プロジェクトの上司役・顧客役を務め、顧客ヒアリングやチームでの設計書作成を体験する。 ・設計工程成果発表として、受講者がチームごとに要件の整理、画面設計や仕様面の工夫、顧客調整における工夫等を発表。講師(SCC)がフィードバックを実施。 |
2日 |
| 4 | 製造工程 |
・製造工程の一連の流れを理解し、実施すべき作業を学ぶ。 ・講師によるコードレビューとユニットテストのデモンストレーションを通じて、それぞれの実施方法と重要性を理解する。 |
2日 |
| 5 | <演習>試験工程 |
・全試験工程の流れ、各試験工程でやるべき事や注意点を学ぶ。 ・原因が異なる障害数件を忍ばせたシステムの単体試験を、単体試験仕様書の作成とレビュー、手順書に基づいたテスト実施と不具合管理まで一連の流れを演習。 ・試験工程成果発表として、受講者がチームごとに単体試験結果報告書を作成。 試験密度や不具合検知密度の定量評価及び傾向分析等の定性評価を文章にまとめて発表。 講師(SCC)がフィードバックを実施。 |
3日 |
| 6 | 成果発表 | ・開発プロセス研修全体について、各チームが得たスキル、今後の抱負等をプレゼン資料にまとめて発表。チーム間での質疑応答及び講師(SCC)がフィードバックを実施。 | 1日 |
| 7 | 評価結果の共有 | ・研修期間の個人評価、アンケート結果などをとりまとめ、OJTの参考となる評価分析結果を提供。 | 1.5日 |
| 8 | 交流会 | ・講師(SCC)による経験談の講話および質疑応答を実施。 | 0.5日 |
| 9 | フォローアップ |
・プロジェクトマネジメントの概要を学び、グループワークを通じて活用方法を体験する。 ・ツール開発技術を学び、開発プロセス各工程でのツール活用効果を体験する。 |
1日 |
当日の様子
受講者の声
内容は難しかったですが、わからないことがないか都度確認があったおかげで取り組みやすかったです。特に開発工程において、認識をすりあわせる重要性や自身の常識を疑うなど新しい学びが多かったです。
多くの資料を読み込まなければいけなかったりゴールがはっきりと見えない中で、ワークを進めるのは難しかったです。しかし、現場ではもっと複雑な事象が起きていたりお客様からのクレームが来ていたりすることも考えられるので、研修で実際の業務に似た状況を体験できたのがよかったです。
後の工程や前の工程に関わっている人のことを考えて、わかりやすい資料の作成や、丁寧な作業を行う重要性についても学べました。また、開発工程の全体的な流れについて大まかにどのような作業をするのかを学べたため、配属後の不安の一部が解消されました。
配属前にシステム開発の大まかな流れや、今自分がどの部分を担当して、何のためにしているのか、というところをある程度理解して業務に挑むことができるのではないかと感じました。全体像を把握せずに、言われたことをこなすのと、全体像を把握しながら行うのとでは、成果物に雲泥の差が生まれると思います。そういった点から今回の研修はとても有意義だったと思います。
担当者の声
限られた期間だったにもかかわらず、実際の開発サンプルプログラムも取り入れるなど、実践に近い部分を体験できたことは非常に良かったです。講義の内容についても、システムエンジニアリングの強化(品質・生産性向上)を目指す上で「開発全体の流れ」を理解することは必要だと思ったため、その観点が取り入れられていて非常に印象的でした。
また、SCCの講師や支援者による手厚い人員体制が確保されており、参加者の「置いてけぼり感」を感じることなく、丁寧なフォローが行き届いていました。