導入事例

洗足学園小学校 様

校舎写真
記述が苦手だった児童が取り組めた点が 非常にいいと思いました
本事例では、「まなりぴ」の「理解度チェック機能」を活用いただきました、
洗足学園小学校で理科をご担当されている斎藤先生にインタビューを実施しました。
記述問題を苦手に感じる児童は多い
Q.理科では例えば「観察記録を読んで何が分かるか答える問題」のように、児童に文章で説明してもらう問題を出題することはあるのでしょうか。

A.齋藤先生

理科は自然に関する内容が多く、そういった単元においては文章で言葉に表してもらう場面が多いです。その他にも、実験操作では何のためにこの操作をしているか、理由を問われることは多く、そのような機会では言葉で説明することも多いと思います。今回まなりぴを使用したメダカの単元は、物事や仕組みの理解が重要になる単元です。

(単元毎のテストでは、)普段は記述問題を全体の1割出すか、出さないかの割合で出題していますが、今回はまなりぴでも練習ができたと思うので記述問題を全体の2~3割ほどの割合で出題しました。

齋藤先生
    
Q.やはり、記述問題に対して苦手意識を持つ児童は多いのでしょうか。

A.齋藤先生

記述問題に苦手意識がある児童の方が多いです。子どもたちそれぞれではありますが、記述になった瞬間に回答欄が埋められないといった、いわゆる「記述アレルギー」の児童はいます。

    
動画準備を工夫し日常業務への取り入れを実践
Q.まなりぴをどのように日常業務に取り入れましたか。

A.齋藤先生

今回は授業を録画せず、動画を自分で作成しました。動画作成には苦戦しましたが、以前から興味があったこともあり、NotebookLMを活用しました。作成時間は10~15分くらいには収まっていた感覚です。まなりぴを利用するためには、どうしても普段の授業準備にプラスアルファで動画作成時間をかけることになると思いますが、普段行っている知識を話すための準備時間に比べても短かったのではないかという感覚はあります。

実際にまなりぴを使用し、効果的な時間の使い方になったと感じました。普段、「結局これ作ったけど、子どもたち使わなかったな」ということがよくあるんです。あとは、「点数に結びついたかな」「より深い理解に結びついたかな」と振り返ると、「違ったかな」という感覚に陥るタイミングがあり、そこに対してまなりぴは効果的だったのではないかという印象を受けています。

一人一人へのアプローチが可能に
Q.実際に使用されて、先生にどのような変化がありましたか。

A.齋藤先生

これまで、子どもたち一人一人にアプローチしかねてたところがあり、実践するのはなかなか大変だと思っていました。記述問題の採点で、「これが書けている」「書けていない」という添削がなかなかできていませんでしたが、そこに、まなりぴの理解度チェック機能をうまく使えたと思います。子どもたち一人一人の「あ、ここ足りなかったんだな」という添削を、理解度チェックの採点結果を踏まえて実践できたと思います。

フォローを必要とする児童にアプローチ
Q.まなりぴの理解度チェックの採点結果はどのように活用しましたか。

A.齋藤先生

子どもたちの中にも得意な子と苦手な子がいますので、一人一人の様子を見て気になる点があれば、個別に指導をするような形で活用しました。解答中の様子や姿を見ながら気になる点で声をかけるというのがメインになりますね。授業中や授業外でも実施しています。指導をする場面で、知識がついてないから解けないというところにおいては個別対応がなかなか難しいと思う点ではありました。逆に言うと、今回まなりぴを使用し、理解度チェックを見ながら、「こうした方がより具体的な説明になってるよね」のような声かけが、個別指導の場においてできるようになったという印象があります。

まなりぴの画面を見て、部分点になってるところや解説を見ながら「あ、確かにな」と思うこともありました。ただ単にパーセンテージで見るのではなく、一問一問を分析できたことは非常によかったという印象がありますし、児童がどんな解説をされているか確認できます。子どもたち一人一人の解答に合わせた解説をすることに驚きましたし、解説を見て「その解説のところをきちんと理解できてたかな?」という声かけができました。

記述問題に取り組むきっかけに、記述力を伸ばすきっかけに
Q.理解度チェック機能を使っている児童の皆さんはどのような様子でしたか。

A.齋藤先生

個人的な感覚ではありますが、記述が苦手だった子が最初に行っていたことが、無回答で出してみるということでした。まなりぴは無回答で出しても答えが出ないので、児童も答えを知りたいと思っていると思いますが、「あ、出ないんだ」ということに気づいて、自分で文字を打ち込み出していた点が「すごくいいな」と思いました。とりあえず書いてみることで分かることってありますよね。

あとは、毎回記述問題で減点されてしまうという感覚を持ってる子たちが、「ここが足りてないよ」ということを具体的に採点されることによって、「あ、自分の足りてないところはそこなんだな」ということが分かり、子どもたち自身のより詳しい分析につながったのではないかと思いました。

記述問題の正答率向上に
Q.今回、記述問題を2~3割に増やして出題されたとのことでしたが、児童にどのような変化が現れましたか。

A.齋藤先生

体感としては、基礎問題の正答率が非常に上がったんです。やはり、アウトプットしてるからなんだろうなという感覚はありますが、記述問題においては基礎問題でも難しいですよね。言葉にすることが子どもたちは本当に苦手ですし、選択問題だとうろ覚えでも解答できるので。

数字で見て、本当にまなりぴの影響はあったんだろうなと感じる結果でした。記述問題では一概に何割できていればいいというものがあるわけではありませんが、7~8割は点数が取れる児童が増えたので、そこに関してはやはり影響があったのではないかと思います。

「こうあってほしい」を体験できた
Q.先生が目指している教育について教えてください。

A.齋藤先生

なぜこうなってるのか、という仕組みの説明ができるようにすることはアプローチすべきところなので、日ごろから時間を割き、大切にしています。思考力、表現力は身につけて欲しいので授業でも取り扱いながら指導しています。

まなりぴに関しては、ただの選択問題ではなく、子どもたちが表現することで児童自身、何を問われているかの理解も深まるだろうと思いますし、何を答えなければいけないのかという理解も深まると思いますので、そういった求められている力により近いものではあったと感じています。本当に「なんかこうあって欲しいな」を体験できた気持ちがありました。

Q.将来的にICTツールを活用してどのようなことに取り組みたいと思われていますか。

A.齋藤先生

個人的には数値ベースで見たいため、ICTツールが必要だと考えています。どうしても、紙でのテストで理解度を測る時に、一問一問の正答率を出して把握するということをずっと行っているので、なかなか負担があります。正直テストが合計何点だったかという結果が理解度に繋がっているとは少し思えないため、やはり、時間はかかるのですが、一問一問の正答率がある中で、「ここができているのか」「ここができてないのか」というポイントをきちんと把握できるような状態にしておきたいということは個人的なポリシーとしているところです。

そこでやはりICTが必要だと思っており、まなりぴの理解度チェックのパーセンテージであったり、そういったところで見れるという点がすごくありがたいですね。

洗足学園小学校は、Apple Distinguished School に認定されており、タブレット端末をはじめとしたテクノロジーが日常の学びの中に自然に取り入れられている学校です。 学年を超えた関わりや外部との交流など、人とのつながりを通じた学びの機会を 積極的に取り入れ、体験を通して学べる環境づくりが行われています。

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